ヌメ革とは??
タンニンなめしの革って使っていくと変色していきますが・・
この変色を綺麗な飴色にしていきたいって誰もが思っているますよね。
このタンニンなめしの革すなわちヌメ革なんですが、まず本当に色々な呼び方をしています。
ただここで下の画像の様な肌色の革がヌメ革ってことでもないんです。
私の記憶を辿ると、ヌメ革と呼ばれる革は表面加工(本当は染色もしていない)をしていない
ベジタブルタンニン(フルタンニン)なめしの革(木々などの渋を使ってなめす)ってのが
元々だったんですが、ベジタブルタンニンなめし(フルタンニン)の後に仕上げに薬品(クロム)を使った
コンビなめし(タンニン仕上げ)って革もありますし、染色した革とかも一纏めにヌメ革って呼ぶ時代になっています。
じゃあヌメ革って?な話なのですが
今はジャンル的な使い方なので、サドルレザーもヌメ革ですし、私が使っているベジタブルタンニンレザーもヌメ革、
多脂革もヌメ革、ブッテーロもブライドルレザーも大きな括りだとヌメ革ってことになります。
コンビなめしもヌメ革っていっているところもありますし・・・
そんなんで公式機関から正式発表されたヌメ革の定義を調べると・・・
公式機関の定義にヌメ革が無い?!(少なくともヌメ革って表現自体が定義されていない・・・)
ってことです。
※間違っていたらご一報下さい。
※使用後半年後の私物(右側)です。
じゃあ、話を変えて実際に何が良い革なの?って疑問が出てくるのですが、
極論を言うと勝手な言い方かもしれませんが本当にすいませんが「好み」になってしまいます。
外見重視もいれば、外見と内面両方、外見よりも内面と言うのと同じです。
じゃあ、メンランドさんの革は?っていうと、当然「良い革です!」って言います。
その根拠は・・・
今メインで使っている革とは20年近く前に初めて出会って、私自身が「良い革だなあ」って
思って一目惚れて、今でも私自身が使い続けているからです。
見た目が固そうなんですが、実はもち肌でしっとりしていて革質は固すぎない。
それでいて実際に馬具などにも使われている頑丈な革。
経年変化も何年、何十年楽しめる・・・
それが根拠です。
お客様にも何年、何十年同じ様に楽しんでもらうには素材がどんなに良くとも作りがしっかりしてなければ駄目ですし
修理やメンテナンスのサポートもしかりです。
革財布が経年変化によって綺麗な飴色に変色させるには何が必要か?
「やりすぎない」
これに尽きます。
その話は次回に!
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